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WTO閣僚会合、合意は不透明に 米と中・印が激しく対立

  • 2008年07月29日 06:04 発信地:ジュネーブ/スイス
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スイス・ジュネーブ(Geneva)の世界貿易機関(World Trade Organization、WTO)本部で、声明を発表する米通商代表部(US Trade Representative、USTR)のスーザン・シュワブ(Susan Schwab)代表(2008年7月28日撮影)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI

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【7月29日 AFP】スイス・ジュネーブ(Geneva)で開かれている世界貿易機関(World Trade OrganizationWTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド、Doha Round)の閣僚会合で28日、米国と中国・インドが互いをドーハ・ラウンド妥結の障害になっているとして、激しい非難の応酬となった。欧州連合(EU)内でも亀裂が目立つようになり、合意に向けた動きは不透明化している。

 協議8日目を迎えた28日、米国は日本などを含む7か国による少数国会議の席上で、25日に7か国のうち6か国が大筋で受け入れを表明していたWTOのパスカル・ラミー(Pascal Lamy)事務局長の提案を、インドが受け入れなかったとして強く非難した。また、米国は中国に対しても当初の約束を守っていないとした。

 これに対して、中国は猛反発。中国のSun Zhenyu大使は同国がドーハ・ラウンドの成功に向けて「非常に熱心に」取り組んでいると主張した。そして、米国は農業補助金の上限を年145億ドル(約1兆6000億円)に削減する提案をしたが、実際の補助金額は年70-80億ドル(約7500億-8600億円)に過ぎないと指摘した。

 一方、欧州連合内では、加盟国のうち9か国が交渉担当者のピーター・マンデルソン(Peter Mandelson)委員(通商担当)に対し、より強い姿勢で主要新興国との交渉にあたるよう求めた。

 7年前にカタールの首都ドーハ(Doha)で始まったドーハ・ラウンドは、貿易障壁の減少に向けて合意を目指してきたが、依然として合意に至っていない。(c)AFP/Hui Min Neo

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