スイス・ジュネーブ(Geneva)にある世界貿易機関(World Trade Organisation、WTO)本部(2007年11月15日撮影)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI
【7月21日 AFP】世界貿易機関(World Trade Organisation、WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド、Doha Round)閣僚会合が21日から、スイスのジュネーブ(Geneva)で開催される。2001年11月のドーハ・ラウンド開始以来、約7年にわたる交渉が続けられてきたが、妥結には至っていない。各国間の対立は依然として深く、今回参加する30か国以上の閣僚は貿易自由化を進めるため、同ラウンドの年内妥結をめざして各国間の溝を埋めていきたい構えだ。
交渉が長引いている背景には、先進国、途上国の双方が農業分野や商品、サービスなどの分野で妥協することに消極的であることが上げられる。
米国については、来年1月に誕生する新たな政権と議会が、貿易自由化の問題についてどういった姿勢をとってくるか現時点では不透明となっている。
また、欧州連合(EU)も、交渉責任者の欧州委員会(European Commission)のピーター・マンデルソン(Peter Mandelson)委員(通商担当)とフランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が公然と対立しているため、EUとして一枚岩で交渉に望むことが難しいとされている。(c)AFP/William French