【7月4日 AFP】(写真追加)中国と台湾を60年近くぶりに直接結ぶ定期直行便の第1便が、4日朝、就航した。

 乗客258人を乗せた中国南方航空(China Southern Airlines)のエアバス(Airbus)A330型機は、同航空の劉紹勇(Liu Shao-yong)会長自らが操縦。午前6時31分に中国・広州(Guangzhou)の空港を出発し、同8時5分、台湾・台北(Taipei)郊外の桃園(Taoyuan)国際空港に到着した。

 4日だけで北京(Beijing)、上海(Shanghai)、広州(Guangzhou)ほか2都市から700人以上が台湾を訪問する。

 中台関係の雪解けにおける画期的出来事である中台直行便は、中国との関係改善を公約とする台湾の馬英九(Ma Ying-jeou)総統の主要政策の1つだった。(c)AFP