関連情報原油価格の動向
スペイン・マドリード(Madrid )で開催されている世界石油会議の第19回世界大会(World Petroleum Congress)に出席した、石油輸出国機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries、OPEC)のシャキブ・ヘリル(Chakib Khelil)議長(2008年7月1日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES
【7月2日 AFP】1日の原油先物相場は、石油輸出国機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries、OPEC)のシャキブ・ヘリル(Chakib Khelil)議長が原油増産に必要なインフラ整備への投資に慎重な姿勢を示したことから反騰し、過去最高値を更新する可能性も出てきた。
ヘリル議長は1日、スペイン・マドリード(Madrid)で開催されている世界石油会議世界大会(World Petroleum Congress)で、価格高騰を鎮静化させるために増産する意思がないことをあらためて強調する一方、OPECは将来の石油需要について懸念を抱いていることを明らかにした。さらに、増産するために必要なインフラに巨額の投資を行うことには「大きな不安」があると語った。
この発言を受け、1日の米ニューヨーク・マーカンタイル取引所(New York Mercantile Exchange、NYMEX)では、軽質スイート原油(8月渡し)が前日比1.91ドル高の1バレル=141.91ドルで取り引きが行われている。同市場では前日、一時1バレル=143.67ドルの過去最高値を更新している。
ロンドン(London)の原油先物取引も、北海ブレント(Brent North Sea)原油(8月渡し)が一時、前日比2.33ドル高の1バレル=142.16ドルとなっている。同市場では6月30日、過去最高となる一時1バレル=143.91ドルを記録しており、それに迫るものとなっている。
また、国際エネルギー機関(International Energy Agency、IEA)も同日、2010年までは石油供給能力は需要量を上回る状態が続くが、それ以降は需給がひっ迫する可能性があるとした需給見通しを発表した。(c)AFP








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