豪メルボルン(Melbourne)で開催されたビジネスフォーラムでスピーチするオーストラリア準備銀行(Reserve Bank of Australia、RBA)のグレン・スティーブンス(Glenn Stevens)総裁(2008年6月13日撮影)。(c)AFP/William WEST
【6月13日 AFP】オーストラリア準備銀行(Reserve Bank of Australia、RBA)のグレン・スティーブンス(Glenn Stevens)総裁は13日、メルボルン(Melbourne)で行われたビジネスフォーラムでのスピーチで中国の経済成長にけん引される資源価格高騰がオーストラリア経済に与える影響はこの50年で最も大きなもので、引き締め型の金融政策が必要になると述べた。
同総裁は、中国での需要拡大が鉱物資源輸出国であるオーストラリアの経済を発展させているのは確かだが、これによりインフレが定着する可能性もあるとし、長期間成長を続け陰りが見え始めたオーストラリアの生産能力にとって影響は大きく慎重なかじ取りが必要になると述べた。
資源価格の高騰が続けば、2002年からすでに67%上昇したオーストラリアの交易条件(輸出入の交換比率)は今年20%上昇するとみられる。「現在起こっているような交易条件の大幅上昇は、何らかの調整が行われなければ深刻な景気の不安定化要因になりかねない」と同総裁は述べた。(c)AFP



