米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で開催された国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)の国際通貨金融委員会(International Monetary and Financial Committee、IMFC)会合に出席する米連邦準備制度理事会(US Federal Reserve)のベン・バーナンキ(Ben Bernanke)議長(2008年4月12日撮影)。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS
【6月11日 AFP】(一部更新)米商務省は10日、4月の貿易赤字が609億ドル(約6兆5400億円)となったことを発表した。輸入拡大と原油価格高騰でドル安の影響が相殺されたためで、専門家の予想600億ドルを上回った。赤字額の増加は7.8%で2005年9月以来最大の伸び率となった。
商務省の発表では、輸入総額は94億ドル(約1兆円)増加で、50億ドル(約5370億円)となった輸出額を上回った。輸入総額のうち54億ドル(約5800億円)原油と原油関連だった。
対中赤字は25.9%増加し202億ドル(約2兆1700億円)となり、増加分の3分の1を占めた。
貿易赤字のうち石油と石油製品(液化ガスを含む)の輸入は345億ドル(約3兆7000億円)で、2008年1月に続く史上2番目の高さを記録した。
3月の貿易赤字予想は当初の582億ドル(約6兆2500億円)から565億ドル(約6兆円)に下方修正された。
米貿易赤字の拡大は、生産拠点の流出やドルへの圧力を招き米国経済の停滞をさらに進める可能性もある。
しかし、経済アナリストは貿易赤字の拡大はインフレ、特にピークを迎えた可能性もある原油価格の高騰によるもので、米国の輸出は回復を続けていると指摘している。(c)AFP



