スペインのマドリード(Madrid)に向かう高速道路で、燃料価格の高騰に抗議し通行を妨害するトラック運転手(2008年6月9日撮影)。(c)AFP/PEDRO ARMESTRE
【6月10日 AFP】燃料価格の高騰からスペイン、フランス、ポルトガル各地で9日、トラック運転手数万人が抗議活動を行い、各国の主要都市やフランスとスペインの国境では大渋滞となり、高速道路などでも混乱が生じたほか、国境の通関所が封鎖されるなどの騒ぎになった。
■スペイン
トラック運転手38万人を抱えるスペインでは、7万人が所属しているとされる国内第2の規模を持つ運送組合Fenadismerが9日、「平和的」かつ「大規模な」無期限のストを開始した。
運送業者と政府の交渉が開始される一方、交通当局者によるとフランスとの国境を含め主要幹線道路の数か所でトラックが渋滞したほか、マドリード(Madrid)やバレンシア(Valencia)でも大規模な交通渋滞が発生した。
■フランス
仏運送業者はスペイン国境付近と南西部で抗議活動を行った。
通関所付近では南部ペルピニャン(Perpignan)からのトラック数台が通行を妨げ、トラックが国境を越えるのを妨害したため、国境の両側に約10キロメートルの渋滞が発生した。乗用車は通行を許可された。
また、欧州トラック運送業者団体のアキテーヌ(Aquitaine)地方代表によると、ボルドー(Bordeaux)に向かう主要高速道路では、トラック約200台が集まり別の抗議活動を行った。このためボルドー周辺では9日午前中、約30キロメートルの渋滞が発生した。
■ポルトガル
ポルトガルの運送業者は9日、国を「まひさせる」と警告し同日午前12時にストを開始。警察当局によるとその後夜間、給油所に停車中あるいは道路を走行中のトラックに対し投石があった。
また複数の工場でスト参加者が入口を封鎖した。業界統計によるとポルトガルでは推定5000の工場で約4万人のトラック運転手が働いている。(c)AFP
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