米テキサス(Texas)州ダラス(Dallas)で行われた米石油大手エクソンモービル(ExxonMobil)の株主総会の会場前で、抗議活動を行う活動家(2008年5月28日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Brian Harkin
【5月29日 AFP】米石油大手エクソンモービル(ExxonMobil)は28日、米テキサス(Texas)州ダラス(Dallas)で開いた株主総会で、環境対策を求める株主らに対し、エネルギー効率の向上に力を入れることで対応する方針に理解を求めた。一方で、直近の世界のエネルギー需要に応じることができる資源は、依然として原油と天然ガスだとの見方を強調した。
エクソンモービルのレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)会長兼最高経営責任者(CEO)は、今回初めて同社の取るべき環境政策に言及。「世界のエネルギー需要を安全かつ確実に満たすことと、環境負荷を減らしていくこと」に力を入れる方針を明らかにした。
その上で、短期的に環境を改善する重要な対策は、石油や天然ガスなどの化石燃料のエネルギー効率を上げることだと指摘。代替エネルギーへの切り替えは、今世紀中ごろ以降になるとの見方を示した。
エクソンモービルの株主らは今年、同社が代替エネルギーに投資できるようにするため取締役会が独立した会長を任命するべきだとの提案を行い、株主の39.5%が合意するなどティラーソン会長に対して批判が高まっていた。
株主らはまた、温室効果ガスの排出量削減と代替エネルギー開発を会社の目標として掲げるよう求めた。(c)AFP/Elizabeth Souder



