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経済低迷の米国、「質屋」が活況

  • 2008年05月05日 10:45 発信地:ワシントンD.C./米国
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ワシントンD.C.の、「金を買います」との広告を掲げた質屋(2008年5月2日撮影)。(c)AFP/TIM SLOAN

【5月5日 AFP】サブプライムローン問題で経済が低迷している米国では、大半の業界が苦境にあえぐ中、質屋が大繁盛している。

 質屋には今日も、家電や宝石類を持ち込む人がひっきりなしに訪れる。「お客さんは増える一方」と、メリーランド州(Maryland)ボルチモア(Baltimore)で質屋を営むリック・ススマンさんは言う。1919年開業の同州で最も歴史の古いこの店には、1日平均100人が来店するという。「経済が苦境に陥ると、低所得者層に加えて中流階級の人々も質入れに来るんです」

 利率は州によって異なる。例えば、ワシントンD.C.(Washington, DC)では5%だが、メリーランド州では20%だ。

 全米質屋連盟の調べでは、1回あたりの平均借入額は60ドル(約6000円)。家賃のほか、原油高の影響で記録的な値上がりを続けるガソリン代や光熱費をやりくりするための「当座のお金」を必要としている人が大半なのだという。

 金価格の高騰で、ゴールドジュエリーを持ち込む人も増えている。24金の1オンスあたりの価格は3月に1000ドル(約10万円)を超え、史上最高値を記録した。

 だが、「質流れした金」は高額のため、何か月も買い手がつかないことも多い。ある質屋は、そういったゴールドジュエリーがある程度集まったら、溶かして貴金属として売るつもりだ、と語った。

 別の質屋によると、歯にかぶせた金を持ち込む人もいるという。(c)AFP/Virginie Montet

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