2008年4月10日、ニューヨーク(New York)のラガーディア空港(LaGuardia Airport)で、停機中のアメリカン航空(American Airlines)機を眺める旅行客。(c)AFP/Getty Images/Mario Tama
【4月11日 AFP】米国の各航空会社は10日、前日のアメリカン航空(American Airlines)に続き、相次いで整備点検のためフライトをキャンセル、利用客にさらなる混乱を招いている。
今回の一斉点検は、連邦航空局(Federal Aviation Administration、FAA)職員の内部告発により発覚したFAAと航空会社の癒着が議会で調査される中で行われている。
内部告発者は前週、FAA幹部が、サウスウエスト航空(Southwest Airlines)の機体点検の省略を容認し、その結果、一部の航空機は機体が損傷したまま運行されていたことを明らかにした。
アメリカン航空はMD-80型機の整備点検のため、8日から2400便以上をキャンセルしており、運行正常化には12日までかかる見通しとなっている。
また、アラスカ航空(Alaska Airlines)とミッドウエスト航空(Midwest Airlines)も同日、20便以上をキャンセル。サウスウエスト航空、ユナイテッド航空(United Airlines)、デルタ航空(Delta Air lines)の各航空会社も、点検作業のためこの数週間で数百便をキャンセルしている。
サウスウエスト航空に対しては、機体の点検を怠ったまま数十機を運行したとして1020万ドル(約10億4000万円)の罰金支払いが命じられており、これを受け、FAAは国内航空会社に対し、整備に関する書類の監査を実施した。(c)AFP






