2008年4月3日から10日までスイス・バーゼル(Basel)で開催される、世界最大規模の時計・宝飾品見本市「バーゼルワールド(Baselworld)」の会場の様子(2008年4月2日撮影)。(c)AFP/SEBASTIEN BOZON
【3月12日 AFP】世界最大規模の時計・宝飾品見本市「バーゼルワールド 2008(Baselworld)」が3日から10日まで、スイス・バーゼルで開幕した。今年度は、世界各国から2000以上のメーカーが参加。8日間の会期中に、10万人以上の来場が見込まれている。
■新市場「中国」の需要増
バーゼルワールドのJacques Duchene実行委員長は、米国経済の落ち込みについて「我々のビジネスと密接な関係を持っている。事態が進むにつれ、複雑な事態が起きることは予測できる」と話す。
しかしながら、状況は必ずしも悲観的というわけではない。中国などの新市場での需要が増大しているからだ。「米国市場で困難に直面することは予告できるが、新たな市場は順調に発展してきている。この理由から、我々は08年度を楽観的に捕らえている」とDuchene実行委員長。「今年に入って数ヶ月の輸出総額はとても有望。基礎となる諸条件は満足できるものだといえるだろう」
■中国市場を狙う「香港ブランド」
中国市場を狙うのは、欧米の高級時計ブランドだけでない。香港貿易発展局の ベンジャミン・チャウ (Benjamin Chau)アシスタント・エグゼクティブ・ディレクターは「ジュエリー、時計、化粧品は中国の新富裕層にとって“必需品”となった。中国のハイエンドな顧客はロレックス(Rolex)のようなスイスブランドを求める。しかし、中流クラスが求めるのは、ファッションブランドの時計。そこに、香港ブランドのポテンシャルを見いだしている」
「メイド・イン・香港の商品は、中国で高く評価されている。欧米ブランドのライセンスブランド製造よりも、独自のブランド開発に力を入れるメーカーも数も増えてきた」とチャウ氏。今回香港は「バーゼルワールド」に巨大なパビリオンを設置し、317ものブースを出展している。(c)AFP/William French




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