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カナダでアザラシ漁解禁、「人道的捕獲」は可能か?

  • 2008年03月29日 15:23 発信地:カップ・オ・ミュール/カナダ
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2008年3月26日、カナダ・マグダレン諸島(Magdalen Islands)で捕獲され、現地水族館に移されたばかりのタテゴトアザラシ。(c)AFP/David BOILY

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【3月29日 AFP】カナダで28日、今シーズンのアザラシ漁が始まった。関係者は漁で初めて人道的にアザラシの生命を断つ方法を取り入れると主張するが、一方で動物愛護団体との意見の隔たりは大きい。

 カナダ政府は今年のタテゴトアザラシの捕獲頭数に27万5000頭の上限を定めている。同国は、獣医ら専門家で構成された独立系ワーキンググループによる提言を取り入れ、捕獲に伴う残虐性の軽減を目指し、国際社会の非難を和らげたい考え。

 国際動物福祉基金(International Fund for Animal WelfareIFAW)のSheryl Fink氏は声明で、「今年の捕獲も残念ながら、例年同様に行われるだろう。アザラシの殺りく方法に新たな改善が見られ、その順守が監視されるとは考えにくい」と述べた。

 アザラシの捕獲者は新たな規制で、こん棒や銃を使用した後、瞳のまばたき反射を調べ、腕の下の動脈を切断することが求められる。

 この規制の導入により捕獲されたアザラシが生きたまま皮を剥がれることはなくなるという。また、今年からこの規制に従うことが、アザラシ漁の認可を得る条件となる。

 これに対しFink氏は、予想できない氷の動き、強風、極寒、波やうねりなどのため、捕獲者が『人道的殺りく』を行うには、極度の困難が付きまとうだろうと話している。(c)AFP

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