国際ニュース検索
トップ > 経済 > 記事

「バイオ燃料増産が食糧危機まねく」、ネスレ会長が警告

  • 2008年03月24日 13:40 発信地:チューリヒ/スイス
  • 写真
  • ブログ
  • バイオ燃料をめぐる世界の動き

関連写真 1

仏パリ(Paris)で開催された第45回国際農業博覧会(45th International Agriculture Fair)で展示された大麦(2008年2月27日撮影、写真と本文は関係ありません)。(c)AFP/PATRICK HERTZOG

  • 記事をクリッピング
  • 写真を拡大する
  • 写真をブログにつかう

【3月24日 AFP】食品最大手ネスレ(Nestle)のピーター・ブラベック・レッツマット(Peter Brabeck-Letmathe)会長兼CEOは23日、バイオ燃料の原料として小麦やトウモロコシなどの穀物需要が増加しているため、世界が食糧危機にさらされていると警告した。

 レッツマット会長は、スイス日曜紙NZZアム・ゾンターク(NZZ am Sonntag)で、「予測されているとおり石油製品需要の増加分20%をバイオ燃料で代替すると、食用に回す穀物はなくなってしまう」と指摘。バイオ燃料製品への助成金について、「多額の助成金は倫理的に受け入れ難く、無責任な行為だ。競争の激化はトウモロコシ、大豆、小麦などの価格高騰を招き、耕作地の減少につながり、水資源を危機にさらす」と懸念を示した。

 2007年には国連(UN)・食糧の権利に関する特別報告官のジャン・ジグレール(Jean Ziegler)氏が、国連総会演説で「深刻な」食糧危機の回避策としてバイオ燃料の開発を5年間凍結する案を提唱している。(c)AFP

このニュースをソーシャルブックマークに登録する

  • みんトピに投稿
  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • トピックイットに投稿する

このニュースへのリンク

この記事の前後のニュース

新着ユーザースライドショー

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ