【3月7日 AFP】米経済誌「フォーブス(Forbes)」が5日に発表した「The World's Billionaires(世界の億万長者)」で、米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手フェースブック(Facebook)の創業者マーク・ズッカーバーグ(Mark Zuckerberg)CEO(23)が最年少億万長者になった。

 同誌は、元ハーバード大学(Harvard University)の学生だったズッカーバーグ氏の個人資産を、控えめに見積もったフェースブックの時価総額50億ドル(約5130億円)と、同氏が保有する30%の株式に基づき、15億ドル(約1540億円)とした。

 同社の時価総額は、前年米マイクロソフト(Microsoft)が同社株式の1.6%を2億4000万ドル(約246億円)で取得したため、150億ドル(約1兆5400億円)にも上ると言われていた。

 フェースブックの投資家を含め専門家からは、現在同社にそれだけの額の価値があるかどうかには疑問の声が上がっている。それは同誌によると、1億5000万ドル(約154億円)と試算されているフェースブックの年間売上高を評価した結果だという。(c)AFP