ロシアのモスクワ(Moscow)で開催された富裕層向けの展示即売会「ミリオネア・フェア(Millionaire Fair)」に出品された、表面にダイヤモンドのちりばめられた携帯電話端末(2007年11月23日撮影)。(c)AFP/DIMA KOROTAYEV
【2月12日 AFP】ロシアの日刊紙コメルサント(Kommersant)は12日、同国の富裕層と貧困層との所得格差が過去3年間で最大となったと政府統計をもとに報じた。
コメルサントによると、2007年の政府統計で、富裕層10%と貧困層10%の総所得平均の格差は16.8倍だった。2006年の統計では16倍、2005年には14.9倍で、格差拡大が進んでいることが分かる。
モスクワ(Moscow)の経済研究所「Centre for Macroeconomic Analysis」のイゴール・ポリャコフ(Igor Polyakov)氏は、コメルサントに対して、「(所得による)社会の階層化は極めて高いレベルに達している」との認識とともに、「経済成長の利益は、最富裕層が受けている」ことから階層差は拡大を続けるとの見通しを示した。
ロシア経済は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の政権下で、急速な経済成長を遂げており、過去5年間の国内総生産(GDP)の実質成長率は、利益の大きなエネルギー・鉱物資源の輸出に支えられ、平均7%前後と安定成長を続けている。(c)AFP








