英国ロンドン(London)で開催された写真家連盟の式典に出席するゲッティイメージズ(Getty Images)の共同創設者で会長のマーク・ゲッティ(Mark Getty)氏(2003年5月14日撮影)。(c)AFP/ODD ANDERSEN
【2月12日 AFP】世界有数の画像・映像提供企業、ゲッティイメージズ(Getty Images、本社・シアトル)の売却交渉が難航している。提示された買収額がゲッティの市場価格16億ドル(約1700億円)を大きく上回っていないためだという。米ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙が11日に報じた。
ゲッティ買収をめぐっては、米投資大手のコールバーグ・クラビス・ロバーツ(Kohlberg Kravis Roberts)やベイン・キャピタル(Bain Capital)、プロビデンス・エクイティ(Providence Equity)の3社が1月に関心を示していた。
ゲッティ側は1月22日時点で「戦略的選択肢」を検討中と発表し、数社と売却交渉を進めていた。1月末までには最終判断を示す予定だったが、高利回り債券市場の低迷で大規模買収の資金調達が困難になっているため交渉の行方は不透明だ。
1995年創業のゲッティイメージズは、買収を重ねて規模を拡大、画像配信分野の大手にのし上がった。顧客にはニューヨーク・タイムズをはじめ報道各社や広告代理店などがある。AFPと提携し、英国、フランス、米国で写真の撮影・加工・配信を手がけているほか、テレビやインターネット向けの映像配信事業も行っている。(c)AFP