鉱業世界最大手のBHPビリトン(BHP Billiton)のロゴ(上)と同業のリオ・ティント(Rio Tinto)のロゴ(下、撮影日不明)。(c)AFP/William WEST
【2月7日 AFP】英豪系の鉱業大手リオ・ティント(Rio Tinto)は6日、同じく英豪系の世界最大の鉱業会社BHPビリトン(BHP Billiton)が同日追加提案していた1474億ドル(約15兆7000億円)の買収案を、合併条件が株主の利益にかなっていないとして拒否した。
リオ・ティントは買収合戦の的になるとの憶測が流れるなか、同社経営陣は、BHPの提案を「リオ・ティントの資産価値と成長見込みを無視している」と語った。
BHPは、リオ・ティントとBHPの株式交換比率を1:3とした当初の提案が不十分とされたことを受け、株式交換比率を1:3.4に引き上げる追加提案を行っていた。
さらに、BHPは両社が合併することで中国などで急増する資源需要に対応していけると主張している。一方で、中国政府は、両社の合併によって資源市場の寡占化が進むとして懸念を示している。
中国の国営企業、中国アルミ業公司(チャイナルコ、Chinalco)と米アルミメーカー大手のアルコア(Alcoa)は前週、共同でリオ・ティント株の12%を約140億ドル(約1兆5000億円)で取得している。(c)AFP