2008年2月1日、オーストリアのウィーン(Vienna)で開かれる石油輸出国機構(OPEC)臨時総会の会場に到着したサウジアラビアのアリ・ビン・イブラヒム・ヌアイミ(Ali bin Ibrahim al-Nuaimi)石油相。(c)AFP/DIETER NAGL
【2月1日 AFP】石油輸出国機構(OPEC)は1日、オーストリアのウィーン(Vienna)で臨時総会を開催し、増産見送りを決定した。米国から増産要請があったが、1バレル当たりの原油先物相場が年初以来10%近く下落していることから、相場維持を重視した。
今回の決定についてOPECは公式声明の中で「現状と今後の景気後退を考慮し、今年前半の予測需要に十分な供給体制にあると判断した」と説明した上で、「世界経済の低迷が予測される中、著しい不確実性が懸念されることから、次回3月5日の総会までは(需給)市場のファンダメンタルズへの影響を注視すべきだ」とした。
今回の決定により、生産目標は現行の日量2967万バレルに据え置く。(c)AFP