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北米国際自動車ショー、グリーンカー開発競争が米・アジアで激化

  • 2008年01月17日 23:12 発信地:デトロイト/米国
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2008年1月15日、米ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)の北米国際自動車ショー(North American International Auto Show)で披露されるトヨタのプラグインハイブリッド車プリウス(Prius)。(c)AFP/Stan HONDA

【1月17日 AFP】米ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)で19日から27日まで一般公開される北米国際自動車ショー(North American International Auto Show)で、急成長を遂げつつあるグリーンカー(環境に優しい車)市場における米国とアジアのメーカー同士の競争が注目を集めている。

 世界中に広がる地球温暖化に対する懸念と高騰する原油価格を背景に、各国の自動車メーカーはより高燃費で有害物質の放出を削減した車種の生産に投資を加速している。

 世界最大規模の同自動車ショーには、従来のハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車のほか、エタノールのようなバイオ燃料や都市廃棄物から作られた燃料によって駆動するフレックス燃料車などさまざまな種類のグリーンカーが出展される。

■グリーンカー開発「ビジネス上必要」

 米ゼネラル・モーターズ(General MotorsGM)のリック・ワゴナー(Rick Wagoner)会長は、グリーンカーは「ビジネス上必要であり、社会的義務」だとし、「世界のエネルギー需要の増加速度は供給を上回っているため、代替燃料によって駆動する車を開発しなければならない」と指摘する。

 自動車ショーでGMは、2010年までにプラグインハイブリッド多目的スポーツ車(SUV)「サターン・ビュー(Saturn Vue)」と完全電気自動車「Chevy Volt」を発売すると発表した。クライスラー(Chrysler)も3タイプのグリーンカーの試作品を発表している。フォード・モーター(Ford Motor)は2008年中に2タイプのハイブリッド車を発売し、2012年までに燃費の向上に努めると発表した。

 しかし、米自動車メーカーの前には、販売台数全米2位を誇るトヨタ自動車(Toyota Motor)が立ちはだかる。環境規制への取り組みに消極的な米メーカーとは対照的に、トヨタは10年前からハイブリッド車プリウスを販売し、グリーンカー市場を力強くリードしている。今回の自動車ショーでは新型の充電式ハイブリッド車を披露した。

 自動車ショーではアジア企業を中心に、すべての企業がグリーンカー開発に取り組んでいることが明確に示されている。グリーンカー市場をめぐる競争は、米企業が損失処理と経費節減を終えて立ち直りを図る中、勢いを増している。(c)AFP
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