【1月17日 AFP】米航空機器大手ボーイング(Boeing、本社:シカゴ)は16日、次世代中型機「787型ドリームライナー(787 Dreamliner)」の納入が2009年初めにずれ込むと発表した。当初2008年末と予定されていた。

 同社民間航空機部門のスコット・カーソン(Scott Carson)社長兼最高経営責任者(CEO)は声明の中で「787の基本デザインと技術は問題ないが、工場と世界規模の供給網の立ち上げ問題が解消していない」と述べた。787は世界各地のメーカーが各部品を製造する手法を採っている。ボーイングは、これによる財政面への大きな影響はないとしている。(c)AFP/Rob Lever