2008年1月13日、米ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)で開幕した北米国際自動車ショー(North American International Auto Show)。(c)AFP/Stan HONDA
【1月14日 AFP】米デトロイト(Detroit)で13日開幕した北米国際自動車ショー(North American International Auto Show)は、カメラのフラッシュやシャンパンが彩る華やかさの影に、米自動車業界が直面する困難の一端も垣間見える。
ゼネラル・モーターズ(General Motors、GM)、フォード・モーター(Ford Motor)、クライスラー(Chrysler)の米大手3社(ビッグスリー)は、厳しいリストラの甲斐あって業績が上向きつつある。また、市場を争うトヨタ(Toyota Motor)に品質問題が浮上したのに対し、長年にわたって品質問題に足を引っ張られてきたビッグスリーは品質改善の評価が高い。
だが世界最大の自動車市場である米市場は、景気後退の懸念とサブプライムローン問題の影響から需要の伸びが鈍っている。さらに、ガソリン価格の高騰と燃費規制強化は、収益性の高い大型トラックやSUV(スポーツタイプ多目的車)離れを加速させている。
中国メーカーの躍進も見逃せない。今回の北米自動車ショーには、BYDオート(BYD Auto)、長豊汽車 (Changfeng Motor)、Chamco、河北中興汽車(Hebei Zhongxing Automobile)、吉利汽車(Geely International)、李氏光明汽車(Li Shi Guang Ming Auto Design)の各社が出展、今後の競争激化を予感させる。
メーカー各社はプレスデーの13、14日の両日で50以上の新モデル発表を予定しており、報道陣6700人の注目を集めようと躍起になっている。(c)AFP/Mira Oberman