【1月4日 AFP】3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)原油先物相場は、米国産標準油種(WIT)2月渡しが一時、1バレル100.05ドルまで値上がりして、前日に続き100ドルを突破し史上最高値を更新した。原油の需給逼迫(ひっぱく)懸念の増大やドル安が相場を押し上げた。

 また、3日の金価格も、原油価格高騰とドル安に伴い、最高値を更新。1オンス867.90ドルの値を付けた。

 金価格の高騰は、原油高の影響で多くの国で起こっているインフレに対する防御とみられている。

 ロンドン原油市場では3日、北海ブレント(Brent North Sea)原油先物(2月分)が1バレル98.50ドルを記録した後、電子取引で前日比39セント安の97.45ドルとなった。(c)AFP