
【12月29日 AFP】経営難に陥った伊アリタリア(Alitalia)航空の買収をめぐって、イタリアのトマゾ・パドアスキオッパ(Tommaso Padoa-Schioppa)経済・財務相は28日、仏蘭航空大手エールフランス-KLM(Air France-KLM)による提案を支持する考えを示した。アリタリア買収では伊航空2位「エア・ワン(Air One)」も名乗りを上げているが、エールフランス-KLMが一歩リードを広げた。
パドアスキオッパ経済・財務相は閣議後の声明で、「(エールフランス-KLMとアリタリアの)合併協議開始に前向きな意見を表明した」と述べ、65億ユーロ(約1兆800億円)規模のエールフランス-KLMの長期的投資案に支持を表明した。
エア・ワンは先にイタリア政府が保有するアリタリア株式の49.9%を買い取るとの買収・経営統合案を示していたが、アリタリア側はエールフランス-KLMの代替案のほうが魅力的だとして、イタリア政府に同案の後押しを求めていた。
イタリア政府が姿勢を明確にしたことで、2007年初から25%以上下落したアリタリア株は28日急騰し、ミラノ証券取引所で前日比7.88%高い0.80ユーロで取引を終了した。(c)AFP




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