関連情報世界の金融危機
2007年12月19日、米ニューヨーク(New York)にあるモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)本社。(c)AFP/Getty Images/Stephen Chernin
【12月20日 AFP】米証券大手のモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)は19日、中国の政府系ファンド、中国投資有限責任公司(China Investment Corporation、CIC)から50億ドル(約5700億円)の出資を受けることを明らかにした。モルガン・スタンレーは、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に絡む94億ドル(約1兆円)の損失を発表していた。
この出資によりCICはモルガン・スタンレー株の9.9%を取得することになるという。モルガン・スタンレーは第4四半期決算で35億9000万ドル(約4000億円)に上る最終赤字を計上している。
モルガン・スタンレーのジョン・マック(John Mack)会長兼CEOは、今回の出資は巨額損失の影響を受けた資本の強化につながると語った。
中国は今年、米金融企業への投資を積極的に拡大してきた。CICは今年初めには、米プライベートエクイティ大手のブラックストーン・グループ(Blackstone Group)に30億ドル(約3400億円)を投資している。また、中国中信集団公司(CITIC)は10月、米投資銀行・証券会社のベアー・スターンズ(Bear Stearns)の株式の6%を10億ドル(約1100億円)で取得している。
このような動きに対し、米議員の一部からは国家安全保障に対する脅威と懸念する声もあがっている。(c)AFP






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