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欧州連合農相理事会、ウオツカの定義拡大を承認へ

  • 2007年12月19日 09:23 発信地:ブリュッセル/ベルギー
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2007年10月17日、フィンランドのヘルシンキ(Helsinki)にあるアルコール飲料販売店で販売されているウオツカのボトル。(c)AFP/GAEL BRANCHEREAU

【12月19日 AFP】ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)で開かれていた欧州連合(EU)加盟国農相理事会は17日、ウオツカの原材料として、伝統的に使用されている穀物やじゃがいも以外の使用を認めることで合意した。「純粋なウオツカ」を生産するフィンランドやポーランドといった国々の経済に大きな打撃となる可能性がある。

 製法については従来どおりの手法を守ることとする一方で、原材料については、従来と異なるものを使った場合それをラベルに明記するという案で合意に至った。
 
 デンマーク、エストニア、フィンランド、ラトビア、リトアニア、ポーランド、スウェーデンといったウオツカの主要生産国は、穀類やじゃがいもを原材料とするスピリッツだけをウオツカと呼ぶという厳格な定義にこだわり続けてきた。

 EU域内におけるウオツカ生産量の70%、消費量の65%を占めるこれらの国々は、ウイスキーやラムのように厳格な定義を維持することで、ウオツカを保護するべきだと主張してきた。

 しかしそれ以外の各国は全世界で120億ドル(約1兆3600億円)に上る市場への参入を期待し、定義の幅を広げることを訴えてきた。ウオツカは、じゃいもや穀類以外の農産物を使っても、材料を蒸留・発酵させたのちに水を加える製法で作ることができる。

 マリアン・フィッシャーボエル(Mariann Fischer Boel)副委員長(農業・農村開発担当)は今回の決定を「大きな成果」と評し、「ウオツカの定義について実際的な妥協地点を見いだすことができ嬉しい」と語るとともに、「新たな規制により、生産国の経済は潤い、(ラベルへの明記を厳格にすることで)消費者は商品を選びやすくなるだろう」と期待を寄せた。(c)AFP

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