2007年12月1日、北京(Beijing)の人民大会堂で開催された日中ハイレベル経済対話に出席した日中両国の代表団。(c)AFP/Frederic J. BROWN
【12月12日 AFP】中国政府は11日、日中ハイレベル経済対話後に発表された声明の内容が一方的に削除されているとして日本政府が抗議していた問題について、この声明は共同で発表したものではないとして反論した。
中国外務省の秦剛(Qin Gang)報道官は定例記者会見で、「声明は共同声明でも、共同記者発表でもない」と語り、日中双方がそれぞれ声明を発表したものだとの見解を示し、日本側の抗議をはねつけた。
さらに、「日本の一部メディアが、共同声明の内容を中国が一方的に削除したと報道しているが、事実に基づく報道ではない」と指摘した。
日中両国は1日、北京(Beijing)で1972年の外交関係回復以来初めてとなる閣僚級の日中ハイレベル経済対話を行い、同対話後に両国で文書をまとめた。日本側はこの文書を共同文書として受け止めていた。
ところが、中国側が発表した声明では、日本政府が「人民元の為替レートの柔軟性を増すことを目指す中国の動きを歓迎し、人民元の実効為替レートのより速いペースでの増価を許容する中国の努力を期待する」とした部分が削除されていた。
日本の閣僚から中国政府に対して内容を訂正するように求める声が上がっている。 (c)AFP
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