米国カリフォルニア(California)州コーチェラ(Coachella)の分譲住宅の建設現場(2007年9月25日撮影)。(c)AFP/ROBYN BECK
【11月28日 AFP】米住宅金融大手の連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック、Freddie Mac)は27日、60億ドル(約6500億円)相当の優先株発行を計画していることを明らかにした。
住宅ローン関連で予測される損失に備えた資本増強が目的で、取引価格は近日中に公表するとしている。フレディマックは米連邦議会が1970年、住宅取得を促進するために設立した政府系金融機関。
発行されるのは議決権を伴わない永久優先株だが、普通株と交換可能な株も少量含まれるという。同社は声明で「この優先株発行により集まった資本は、実際の損失と予想損失を踏まえ、当社の資本ベースの増強に使用する」と発表している。
また、普通株1株あたりの配当を第3四半期の50セント(約54円)から、第4四半期には25セント(約27円)へ引き下げることも明らかにした。
フレディマックは前週、第3四半期決算で赤字が当初の見通しを上回る20億ドル(約2170億円)だったと発表した。投資ポートフォリオが、住宅価格の下落や信用市場の引き締めによる打撃を受けたと述べていた。(c)AFP