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超小型車「スマート」、米国でビッグになるか?

  • 2007年11月16日 16:57 発信地:ロサンゼルス/米国
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2007年11月12日、米カリフォルニア(California)州ベニスビーチ(Venice Beach)で、ショールームの屋根に展示されたダイムラー(Daimler)の「スマート(Smart)」。(c)AFP/GABRIEL BOUYS

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【11月16日 AFP】排気ガスを大量に排出する大型車が人気の米国で、全長わずか2.5メートルの2人乗りの超小型車、ダイムラー(Daimler)の「スマート(Smart)」が今後、人気を集めそうだ。

 100万人以上の集客が予想される「ロサンゼルスオートショー(Los Angeles Auto Show)」では、米国で来年から販売される「スマート」が目玉のひとつになるとみられている。販売価格は1万1600ドル(約130万円)。安価で運転しやすく、燃費もいい。

 しかし、本当に米国人の興味をそそることができるのだろうか? 米国市場の広報担当、ケン・ケッテンバイル(Ken Kettenbeil)氏は自信満々だ。

 ケッテンバイル氏はAFPの取材に対し、「米国人がスマートを受け入れてくれると確信しています。嗜好以外にも、ガソリン価格の上昇や都市部の交通渋滞など、小型車への切り替えが進む要素はいくらでもあります」と答えた。同社はすでに3万台の予約を受注している。

 また同氏は、ロサンゼルスやニューヨーク(New York)、シカゴ(Chicago)といった大都市で、環境への意識が高い消費者層に燃費のいいスマートが歓迎されるとみている。

 先だって小型車の展示会を開いたばかりだというピーターセン自動車博物館(Petersen Automotive Museum)の学芸員、レスリー・ケンドール(Leslie Kendall)さんは、「米国人は快適な車が好きです。座って、音楽をかけて、ルーフを開けてくつろぎたい。でも今までは、安価で乗りやすく、質のいい小型車がありませんでした」と語り、米国人が必須とする要素がすべてこの小さな車に詰まっていると述べた。

 ケンドールさんは、スマートが1950-60年代に大ヒットしたフォルクスワーゲン(VolkswagenVW)のビートル(Beetle)のような成功を収めるのではないかとみている。

 そのように考えているのはケンドールさんだけではない。カナダ人のイラストレーター、グレン・ハンソン(Glen Hanson)さんもスマートのデザインにほれ込み、すでに1台予約したという。

 ハンソンさんは、「おもちゃみたいでかわいいよね。燃費もとてもいいし、独身にはもってこいだ」と語り、ハマー(Hummer)などの大型車を好む人を「あんな車を買うのは単なる見えだよ。戦場にでも行かない限り、必要ないでしょ」と皮肉った。

 さらにハンソンさんは、「(スマートは)車という概念にパラダイムシフトを起こすんじゃないかな。大きいことや広いことは重要じゃないって、これからみんなが気づき始めると思うよ」とも語った。(c)AFP/Tangi Quemener

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