イングランド南東部のガトウィック(Gatwick)空港を離陸するヴァージンアトランティック航空(Virgin Atlantic)の航空機(2006年8月17日撮影)。(c)AFP
【11月8日 AFP】英高級紙タイムズ(Times)は8日、英ヴァージンアトランティック航空(Virgin Atlantic)が近く、同社機が排出した二酸化炭素を相殺する「カーボンオフセット」の機内販売を始めると報じた。アルコール飲料や香水のように機内で販売することで、他の乗客が購入する姿に触発されて購入者が増えるのではないかと期待を寄せている。
カーボンオフセットの販売価格は、搭乗機の飛行時間と座席のクラスによって異なり、ロンドン(London)発ニューヨーク(New York)行きエコノミークラス片道チケットなら5ポンド(約1200円)、ロンドン発シドニー(Sydney)行きビジネスクラス片道チケットなら約26ポンド(約6000円)などとなっている。
ヴァージン航空の広報は機内販売について、競合航空各社がインターネットを通じて提供しているカーボンオフセット・プロジェクトの利用者が伸び悩んでいることから、「隣の席の乗客がカーボンオフセットを購入すれば、良心の呵責を感じて自分も払おうという気になるかもしれない」との見地から導入を決めたとタイムズ紙に説明した。
一方、同社の方針に対し英消費者雑誌「Which」は、乗客に購入を強要することにつながるのではないかとの懸念を表明している。(c)AFP




