2007年11月1日、米ワシントンD.C.(Washington, DC)での会合に出席するロバート・ルービン(Robert Rubin)元米財務長官。(c)AFP/Getty Images/Chip Somodevilla
【11月5日 AFP】米シティグループ(Citigroup)のチャールズ・プリンス(Charles Prince)会長兼最高経営責任者(CEO)の辞任を受け、同グループは4日、同グループ経営委員会の委員長でもあるロバート・ルービン(Robert Rubin)元米財務長官(69)が後任の会長に就任することを発表した。
プリンス氏は声明を発表し「信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連の損失で業績に大きな打撃を与えたことを受け、CEOとしての責任を果たすために辞任を選んだ」と語った。
同グループの発表によると、暫定CEOには同社欧州部門のWin Bischoff氏が就任するという。プリンス氏は新CEO就任まで顧問として同グループに留まるものと見られる。
シティグループは別の声明で、同グループの損失は7-9月期決算で計上した22億ドル(約2500億円)をはるかに上回り、最大で110億ドル(約1兆2600億円)に上る可能性があると発表した。これは、税引き後利益でおよそ5-7億ドル(約570億-800億円)の減益に相当する。
新会長に就任するルービン氏は1995年に米国の財務長官に就任し、同年のメキシコ通貨危機や1997年のアジア通貨危機の対応に手腕を発揮し、当時のビル・クリントン(Bill Clinton)米大統領の経済顧問として、1990年代の米国の経済成長に貢献したことで知られている。(c)AFP

