ワシントンD.C.(Washington D.C.)にある米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board、FRB)。(c)AFP/Karen BLEIER
【11月1日 AFP】米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board、FRB)は10月31日、政策金利を0.25%引き下げ4.5%とする声明を発表した。苦境に追い込まれた住宅部門と金融市場を下支えするのがねらい。金融市場の予想通り、FRBは短期間で2度の金利引き下げに踏み切ることとなった。
FRBは声明で「住宅市場の調整が深まることで、景気拡大のペースは衰える」と指摘。今回の追加利下げは緩やかな成長を促すための措置と説明した。
FRBは住宅市場の低迷によって市場の混乱がさらに広範囲へ波及することを懸念している。
また、FRBの幹部らはエネルギー価格や商品価格の上昇がインフレ圧力を高める可能性があると指摘している。
今回の利下げは信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の焦げ付き問題による大損失を公表して以来引き締められた金融市場に対する緩和措置でもある。(c)AFP