都内の銀座で、高級ブランド店の前を歩く着物姿の女性(2006年11月3日撮影)。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO
【10月26日 AFP】総務省が26日発表した9月の全国消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で0.1%下落し、8か月連続の下落となった。ただ、東京都区部では上昇に転じ、長く続いたデフレ傾向からようやく脱する兆しを見せている。
全国の物価傾向の先行指標となる東京都区部の10月のCPI(速報値)は、前月比で0.2%上昇し、前年同月比では横ばいとなった。このため全国のCPIも、早ければ来月にもプラスに転じるとの希望的観測が生じているが、専門家は後にマイナスに逆戻りする可能性はあるとしている。
RBS証券(RBS Securities)東京支店のチーフエコノミスト、山崎衛(Mamoru Yamazaki)氏は、原油価格の記録的な高騰が今後、物価を押し上げると見ている。
日本経済は過去10年におよぶ景気の落ち込みから徐々に回復してはいるが、CPIは今年初めにマイナス領域に転じ、デフレ傾向からの脱却に予想以上の時間がかかっている。9月の下落は市場の予想通りだった。(c)AFP/Daniel Rook

