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英研究、職場で悪態をついてモラル向上

  • 2007年10月22日 15:33 発信地:ロンドン/英国
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パキスタンのカラチ(Karachi)で、電話で株取引を行うブローカー(2003年5月19日撮影)。(c)AFP/Aamir QURESHI

【10月22日 AFP】職場で定期的に悪態をつくと、チームワークが向上する。英国の研究者がこんな研究結果を発表した。

 イースト・アングリア大学(University of East Anglia)のYehuda Baruch教授と大学院生のStuart Jenkinsさんは、職場でのののしりと、それが上司に与える影響について調査した。その結果、職場で適度に悪態をつくことによって社員の感情表現がスムーズになり、人間関係が改善されることがわかったという。

 2人は、従来の数々のタブーが壊れていくにつれ、職場での悪態も増えるのではないかと見る。その中でいちばん重要なのは、言っていいタイミングと、見て見ぬふりをするべき状況を理解することだという。

 2人は、上司や顧客の目の前で罵詈雑言を吐くのは絶対に控えるべきだと注意したうえで、その他の状況では従業員のあいだに連帯感が生まれ、フラストレーションやストレスなどの感情を吐き出すことができるとしている。「従業員は常に悪態をついているものですが、そのすべてがネガティブで暴力的なものとは限りません」(Baruch教授)

 Baruch教授によると、上司が品のない言葉を禁止したり部下をしかったりすることでリーダーシップを誇示することは可能だが、そのかわりに従業員間のつながりがなくなり、職場のモラルとやる気も低減するという。

 同教授は、「この研究によって、わたしたちの仕事や人生における悪態の役目が理解されるだけでなく、指導者が時折考え方を変え、面白い提案を受け入れることが必要だと知るきっかけになってほしい。上司の一番の課題は、自分にとって好ましくないやり合いを聞いたときにいかに目をつぶれるか、ということでしょう」と語った。

 「Swearing at work and permissive leadership culture: when anti-social becomes social and incivility is acceptable(職場での悪態と寛大なリーダーシップの文化:無礼が受け入れられ、非社交的が社交的になるとき)」というタイトルのこの研究結果は、Leadership and Organization Development Journal誌の最新号に掲載される。(c)AFP

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