2004年8月2日、国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)の印章。(c)AFP/BRENDAN SMIALOWSKI
【10月21日 AFP】国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)の国際通貨金融委員会が20日、開幕した。世界経済の変革の中で、収益の悪化する同組織に対する改革が求められている。
会合には元仏財務相のドミニク・ストロスカーン(Dominique Strauss-Kahn)新専務理事も出席。同専務理事はすでに速やかな改革の実行を公言している。
IMFはこれまで主に先進国が主導してきたが、近年世界経済の中でのプレゼンスを高めつつある途上国の声に耳を傾ける必要性に迫られている。
IMFは国際金融の安定を任務とするも、多くの国の債務返済とともに、自らの財務状況も苦しいものとなっている。中国などの借入国が経済成長を遂げるにつれて、貸付け利子からの収入が減少していくからだ。
ヘンリー・ポールソン(Henry Paulson)米財務長官は、「貸付けが減少するにつれ、IMF自身の財務も維持できなくなる」と指摘。「グローバル経済の現実」を反映した「根本的な改革」の必要性を訴えた。
IMFの財源は主として加盟国の分担金によってまかなわれている。分担比率は加盟国の経済規模によって決定され、また負担額に応じて加盟国の投票数も決定される。(c)AFP