2007年10月17日、上海で開幕した中国玩具展(Shanghai Toy Expo)会場。(c)AFP/Mark RALSTON
【10月17日 AFP】中国製製品の安全性をめぐる懸念が世界中で広がる中、同国の監視当局は17日、クリスマスまでに中国製玩具の安全性を確実にすることを保証した。
国家質量監督検験検疫総局(国家質検総局、General Administration of Quality Supervision, Inspection and Quarantine)の李長江(Li Changjiang)局長が、「クリスマスが近づいている。子どもたちが手ごろな値段で、確実に良質なおもちゃを手にできるようにしたい」と報道陣に語った。
中国政府は国内の生産工場を厳格に検査し、製品の安全性を保証できるようメーカー各社と積極的に協力している。
今年、米国をはじめとする世界各地では、玩具からベビーベッドまで中国製製品のリコールが相次ぎ、「メード・イン・チャイナ」信用に大きく傷がついた。最近では米国で中国製のボーイスカウト用バッジ100万個が回収されたほか、イタリアでは中国製の海賊版玩具20万個以上、700万ドル分(約8億1600万円)相当が危険と判断され、警察が押収した。
李局長は、中国製製品のなかに粗悪品があることは認めつつ、米国に輸出されている製品の90%以上は品質に問題はないと明言している。しかし「大半に問題はなくても、危険な製品を完全に排除するまでにはまだ至っていない」と述べ、さらなる改善を誓った。
中国は世界最大の玩具輸出国で、2006年には世界の総生産高の60%に当たる220億個を輸出した。李局長によると中国政府は10月に米国へ副首相を派遣し、中国製玩具の安全性問題における両国の連携を強化した。(c)AFP




