【10月13日 AFP】中国人民銀行(中央銀行)は12日、同国の9月末の外貨準備高が前年比45.1%増の1兆4336億ドルとなったと発表した。ホームページで声明を発表した。

 また中国政府は同日、1-9月の貿易黒字が1857億ドル(約22兆円)に達したと発表。前年の通年の貿易黒字1775億ドル(約21兆億円)を上回った。貿易黒字は、外貨準備高増加の主因となっている。

 また、外国直接投資も外貨準備高を押し上げており、中国商務省が同日先刻発表したところによると、2007年1-9月の外国直接投資は前年同期比10.9%増の472億ドル(5兆5500億円)だった。
 
 中国の外貨準備高は、2006年初頭に日本を抜いて世界1位となった。(c)AFP