米ニューヨーク(New York)のシティグループ(Citigroup)のオフィスビル(2007年4月11日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT
【10月2日 AFP】米金融最大手シティグループ(Citigroup)とスイスの銀行大手UBSは1日、米国の低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)の影響により、第3四半期決算に損失を計上すると発表した。
シティグループは、第3四半期の純利益が前年同期比60%の減益になると発表、チャールズ・プリンス(Charles Prince)会長兼CEOは「異常事態」だと語り、今後数か月で改善していくとした。
一方、UBSは、今年初めに閉鎖されたヘッジ・ファンド「Dillon Read Capital」からの損失を受け、第3四半期の決算で40億スイスフラン(約3960億円)の評価損を計上するという。これに関し、同行は第3四半期の税引き前損失が6-8億スイスフラン(約590-790億円)になる見込み。同行の四半期赤字は、約10年ぶりとなる。この事態を受け、同行は投資銀行部門の組織を見直し、人員を1500人減らすという。
専門家らによると、両行は投資家に対しサブプライムローン問題に絡むリスクを通告済みだったため、金融市場は落ち着いた反応を示しているという。
1日の米証券取引市場は急騰し、ダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average)が最高値を更新している。(c)AFP/William French

