2007年9月1日、覚書交換の後、シディ・モハメド6世(Sidi Mohammed VI)国王の前で握手をするカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)社長とドリス・ジェトゥー(Driss Jettou)首相。(c)AFP/ABDELHAK SENNA
【9月2日 AFP】日産自動車(Nissan Motor)と仏ルノー(Renault)のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)社長は1日、モロッコ北部タンジール(Tangiers)に、合計10億ユーロ(約1580億円)を投じて自動車の生産工場を建設すると発表した。新工場の生産能力は年間40万台。
ゴーン社長はタンジールで開いた記者会見のなかで、「工場建設は6億ユーロ(約950億円)規模だが、第1段階として3億5000万ユーロ(約550億円)を投じる」と述べたが、工場完成後も生産する車種により4億ユーロ(約630億円)までの追加投資を行うという。
日産とルノーによる共同の工場建設としては最大となる。両社は今年末までに正式な契約を交わす。
ゴーン社長によると、新工場ではルノーの低価格車「ローガン(Logan)」および日産の低価格小型車が生産されるという。
新工場は2010年から年間20万台の生産を行い、6000人を直接雇用する。また、工場の稼働により、3万人の間接雇用が生まれると、同社の声明は述べている。
モロッコのドリス・ジェトゥー(Driss Jettou)首相は、工場の敷地が300ヘクタールで、タンジールの港湾施設へは鉄道と道路でアクセスが可能と述べている。
ルノーはすでに、モロッコの子会社Somacaに80%を出資して同国に進出を果たしている。Somacaの生産する自動車はモロッコ市場の30%を獲得している。(c)AFP
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