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中国政府、中国製玩具リコールの米マテルを非難

  • 2007年08月27日 21:44 発信地:北京/中国
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2007年8月15日、米玩具大手マテル(Mattel)がリコールした中国製バービー人形のセットを依然販売する中国・上海の玩具店。(c)AFP/Mark RALSTON

【8月27日 AFP】中国製玩具約2000万個の自主回収を世界規模で行うと発表した米玩具大手マテル(Mattel)に対し、中国の製品安全監視当局は27日、対象となった製品の設計上の問題は、中国内の製造メーカーではなく、マテル側の責任だと非難した。

 中国の国家品質監督検験検疫総局(General Administration of Quality Supervision, Inspection and QuarantineAQSIQ)の李長江(Li Changjiang)局長は同日、報道陣に対し、マテル社が回収対象としている約2000万個の玩具のうち85%は、設計上の欠陥が問題で、中国の製造メーカーが使用した塗料が含有する鉛が危険だとして回収されるのは全体の15%のみだと反論した。

「中国のメーカーも製品に対する責任の一端は担っている。しかし、中国製品を輸入している米国企業側の製品デザインの問題については、どう責任を負えば良いというのか」(李局長)

 また中国製品の安全性を疑問視する報道が相次ぐ中、中国の輸出業者への影響は少ないと李局長は述べた。2007年前期の中国の輸出額は27.6%増の5467億ドル(約63兆4400億円)だったという。同時期の中国の対米輸出は17.8%増、対欧州連合(EU)の輸出は30.2%増、対日輸出は11.3%増だった。

 こうした数字を根拠に李氏は「全世界で中国製品の人気は相変わらず高い。また、中国が2006年1年間に輸出した玩具は220億個にのぼり、これは中国製玩具の大半が世界各国の安全基準を満たしている証拠だ」と述べた。
 
 中国国営通信は前週、「中国製品の安全性に対する国際社会の懸念は、中国を悪者扱いする保護貿易主義の表れだ」と非難する李局長の言葉を報じた。

 一方、中国政府は世界の消費者の信頼を回復するため、今後4か月にわたり品質改善キャンペーンを行うと発表している。(c)AFP

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