2007年8月13日、北京(Beijing)市内の市場の青果店で値札を直す販売員(右)を指導する市の食品安全当局者。(c)AFP/TEH ENG KOON
【8月17日 AFP】国産製品・食品の安全性に対する世界的な懸念が高まる中、中国政府は17日、食品の品質と安全の現状に関する初めての白書を発表した。国産製品に対する悪評を払拭し、安全性の問題が輸出中心の経済に悪影響を与えかねない事態を回避することが狙いとみられる。
白書の中で政府は、食品の安全状況改善に向けて長年にわたり懸命に取り組んでいると主張。近年では、複数の食品安全規制や食品安全基準の制定、問題解決に向けた貿易相手国との協力強化、監視制度の強化など、さまざまな対策を講じて問題に取り組んでいるという。
さらに白書は、数多くのデータを挙げて、食品の安全性が大幅に向上したことを指摘。ただし、比較データが不十分なため信ぴょう性は薄い。
一方で、「中国はまだ発展途上国であり、食品全般の安全水準は先進国のそれと明らかな隔たりがある。この隔たりを埋めるには、負担は重く、道のりは長い」とし、食品の監視・管理体制の強化は「長期的なプロセス」との認識を示すことにより貿易相手国をけん制している。(c)AFP





