2007年8月14日、北京(Beijing)の天安門広場の中国人旅行者。(c)AFP/Frederic J. Brown
【8月15日 AFP】中国国家統計局が15日発表した7月の鉱工業生産は前年同月比18.0%増となったが、6月の同19.4%増から伸びが鈍化した。環境汚染企業に対する規制強化の動きが、鈍化の要因になったとみられる。
リサーチ会社CEB Monitor Group(本社:北京)のあるエコノミストは、「大量の汚染物質を排出する、またはエネルギー消費の高い生産活動を抑制しようという政府の試みが1-1.5%の減少を招いた」と分析した。
また、1-7月の鉱工業生産は、前年同期比で18.5%増となった。
鉱工業生産の伸びは、引き続き好調な輸出に支えられた。7月の輸出額は、前年同期比で22.2%増となっている。
米国の6月の対中貿易赤字が211億6000万ドル(約2兆4700億円)と過去最高を記録したことについて、中国の複数のアナリストは、中国の輸出還元率の引き下げ・撤廃により、中国の貿易黒字は徐々に縮小され、今年下半期の数値にはそれが反映されると予想する。
一方で、国内消費の方は、政府が個人消費の活性化策をとっていることもあり、今後も伸びていくとみられる。(c)AFP