2007年7月27日、都内で証券会社の株価表示板を見つめる男性。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
【7月27日 AFP】27日の東京外国為替市場は、対ドル円相場が118円64銭と前場の118円02銭から反発し、3か月ぶりの円高水準となった。しかしその後、円キャリートレードを狙う投機筋による円売りが進み、ドルが再び上昇した。
前日の米NY株式市場は、信用度の低い個人向け住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き問題をめぐって不安感が広がり、300ドル以上急落していた。
円相場の不安定な動きは、参院選を週末に控え、選挙後の政治および経済動向に対する不透明感や、これにより日本銀行が利上げを控えるのではとの憶測によるものとみられる。
総務省が同日発表した6月の全国消費者物価指数(CPI)は5か月連続で低下し、デフレ傾向から脱却していないことが示された。
一方、記録的な低金利が続いていることから日銀は利上げする意向を表明。8月には利上げに踏み切ると期待する投資家も多い。
いずれにしても市場では、米国経済の第2四半期の成長報告まで、様子見状態が続くとみられる。(c)AFP



