2007年7月17日、シカゴ(Chicago)のユニオン駅(Union Station)の売店のウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)紙。(c)AFP/Scott Olson/Getty Images
【7月18日 AFP】米新聞大手ダウ・ジョーンズ(Dow Jones)は17日の取締役会で、米メディア大手ニューズ・コーポレーション(News Corp.)による50億ドル(約6000億円)の買収案を承認した。ダウ・ジョーンズ傘下のウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)紙が同日、報じた。
同紙によると、ダウ・ジョーンズは「取締役会は買収案を承認し、合意内容について株主に提言する準備に入った」とする声明をホームページ上で発表した。
この買収案については、ニューズ・コーポレーションを率いるルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏とダウ・ジョーンズのリチャード・ザンニーノ(Richard Zannino)最高経営責任者(CEO)との間で前日、暫定合意していた
買収により米メディア業界の再編が進む可能性が出てきた。しかし、最終的な買収決定の前には、ダウ・ジョーンズ株の半数以上を保有しており、買収決定の鍵を握るバンクロフト一族からも合意を取り付けなければならないなど、障害が残されている。
ウォールストリート・ジャーナル紙によると、同紙の編集の独立性に対する懸念から、主要株主の意見は二分しており、取締役会では2人が採決を棄権したほか、ダウ・ジョーンズ社の経営権を握るバンクロフト(Bancroft)一族のクリス・バンクロフト(Chris Bancroft)氏は採決前に離席したという。ダウ・ジョーンズ側は19日の会議で、バンクロフト一族へ買収案が提示する予定だが、一族はニューズ・コーポレーションへの売却を反対しており、最終決定が下されるまで、まだ数日を要するとみられる。(c)AFP




