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東芝、原発事業でカザフと連携、ウラン安定確保目指す

  • 2007年07月07日 16:39 発信地:東京
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東京都内で開かれた記者会見で、企業方針について話す西田厚聡社長(2007年4月12日撮影)。(c)AFP/Toshifumi Kitamura

【7月7日 AFP】東芝(Toshiba)は、同社が保有する傘下の原子力発電プラント大手米ウェスチングハウス(Westinghouse)株77%のうち10%を、カザフスタンの国営企業カザトムプロム(Kazatomprom)に約4億8630ドル(約600億円)で譲渡する。両者は今月中にも契約を結ぶという。7日、日本経済新聞などが伝えた。

 時事通信社はこれにより東芝は同国との連携を強め、ウラン埋蔵国であるカザフスタンからのウランの安定確保を図ると報じた。

 日本経済新聞によると、この連携によって東芝側はウランの長期的供給を確保して米国を中心に原発受注で攻勢を強める狙い。一方カザフスタン側は、世界での販路を広げ、鉱山開発を加速する。カザトムプロムは東芝とウェスチンハウスからウラン加工技術を取得し供給能力を高めるという。

 中国やインドなどで急速な経済拡大に伴うエネルギー需要が高まるなか、原発を保有する世界各国の電力会社は燃料ウランの安定確保が問題となっている。日本は現在、主にカナダとオーストラリアからウランを輸入している。

 朝日新聞によると、東芝の西田厚聡(Atsutoshi Nishida)社長は今年4月に甘利明(Akira Amari)経産相に同行してカザフスタンを訪問し、ウラン加工技術の供与とウラン輸入拡大などで合意していた。

 日本経済新聞は、原子力技術を持つ米企業に対する外国企業からの出資には米政府の承認が必要だが、米政府は問題はないとの見方を東芝などに伝えたもようと伝えた。(c)AFP

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