2007年5月24日、ジャカルタ(Jakarta)の空港から離陸するガルーダ・インドネシア航空(Garuda Indonesia)の旅客機。(c)AFP/Adek BERRY
【6月29日 AFP】 欧州連合(EU)は28日、インドネシアの航空会社全51社について安全性に問題があるとし、次週以降、EU圏内での航行を全面的に禁止した。インドネシアで最近相次いだ4件の墜落事故を受け、EUの航空安全専門家らが判断したと欧州委員会(European Commission)が発表した。
インドネシアでは最近、同国の航空会社の旅客機による4件の墜落事故が相次いだ。EUでは、インドネシアの航空当局の安全基準や監督指導に問題があると結論づけた。EU圏内での航行を禁じられた中には、主要航空会社ガルーダ・インドネシア航空(Garuda Indonesia)も含まれる。
欧州規定として、利用する航空会社が禁止リストに入っている場合、乗客に対してその申告が義務づけられ、またEU圏外での搭乗便の搭乗券を欧州内で購入済みの場合、払い戻しまたは振り替え便の券との交換を要求できる。現在、EU圏へ乗り入れているインドネシアの航空会社はないが、圏外で利用する欧州の旅行客らに大きな影響を与えるとみられる。
欧州委員会の決定は、安全度の低い旅客機の一覧を更新した専門家らの勧告を受けたもので、7月6日から施行される。インドネシアの航空会社のほかには、ウクライナの貨物航空会社Volare、アンゴラのTAAGアンゴラ航空(TAAG Angola Airlines)が新たにEU圏内への乗り入れを禁じられた。
一方、パキスタン国際航空(Pakistan International Airline)については、同社が所有する旅客機43機のうち、EU圏内へ乗り入れを許可する便を7便から19便に増やした。
なお、ロシアの10社、ブルガリアの6社、モルドバの8社に関しては、3国側の当局がEU圏内への乗り入れを禁じたため、運行が停止する。(c)AFP
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