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携帯端末がスパイの標的に

  • 2007年06月24日 06:00 発信地:サンフランシスコ/米国
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2006年1月17日、ベルリンで携帯電話の新機種を見る男性。(c)AFP/DDP/Marcus Brandt

【6月24日 AFP】プライバシー保護を唱える団体によると、通話はもちろん、メールから検索まですべてをこなす多機能の携帯電話が、スパイやのぞき見趣味の人たちに絶好の環境を作ったようだ。

 ル・モンド(Le Monde)紙が伝えたところによると、仏政府の官僚らは、携帯端末のブラックベリー(BlackBerry)を使用しないよう勧められるという。米国家安全保障局(National Security AgencyNSA)に情報を盗まれることを防ぐためだ。

 同件ついて、電子プライバシ情報センター(Electronic Privacy Information CenterEPIS)のMelissa NgoさんはAFPに対し、「政府がワイヤレス機器の脆弱性を認め、注意を呼びかけたのはいいことです」と語る。

 仏政府の懸念についてブラックベリーを製造するリサーチ・イン・モーション(Research in MotionRIM)は、「まるで子どものデマに踊らされているようだ」とAFPの取材に対して語り、「ブラックベリーの情報は全て暗号化されており、製造元の弊社でさえ見ることは出来ない」と明言した。

 RIMによると、世界中で70万人以上の公務員がブラックベリーを使用しているという。

 欧州の政府関係者は長年、暗号名「エシェロン(Echelon)」で知られる冷戦時代に米国が構築した信号諜報活動が、冷戦後は欧州を探るために使われているのではないかと疑ってきた。

 NSAや他のスパイ組織が、ブラックベリーの電子メールから情報を吸い上げているというのは「虚偽で、誤解を招きかねない」とRIMは主張する一方、プライバシー擁護派やハッカーらは、解読されるのは時間と技術の問題だと反論する。(c)AFP/Glenn Chapman
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