2006年12月23日、日本ビクター(JVC)のショールーム前を歩く買い物客。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
【6月23日 AFP】経営再建中の日本ビクター(JVC)が、音響・映像機器のケンウッド(Kenwood Corp.)と経営統合し、2008年に新たな持ち株会社を設立する見込みであることが明らかになった。23日、日本経済新聞が伝えた。
同紙によると、JVCは親会社の松下電器産業(Matsushita Electric Industrial Co)にケンウッドとの統合に同意する意向を伝えたという。3社は、7月末までに最終合意を目指す。
テレビとオーディオ機器が主力のJVCと、カーナビゲーションと無線機が主力のケンウッドは事業分野が重複せず、補完的な統合になると見られる。
JVCはかつてVHS規格のビデオレコーダを開発するなど優れた製品を送り出していたが、競争の激化を背景に過去数年、経営不振が続いていた。
記事では、JVCは今後数か月内にケンウッドを引受先とする200億円規模の第三者割当増資を実施する計画で、ケンウッドの出資比率は13%前後となると報じられた。
一方の松下は、保有する52.7%のJVC株の一部をケンウッドの筆頭株主であるスパークス・グループ(Sparx Group Co)に売却する見込みだ。JVCとケンウッドの共同持ち株会社が設立後、松下は残りのJVC株をこの持ち株会社に売却する。されに、統合後はJVCとケンウッドの上場は廃止され、代わって持ち株会社が上場される。(c)AFP






