2007年6月22日、ジュネーブの事務局で会議の開始を待つパスカル・ラミー(Pascal Lamy)事務局長。(c)AFP/ JEAN-PIERRE CLATOT
【6月23日 AFP】ドイツのポツダム(Potsdam)で行われていた世界貿易機関(World Trade Organization、WTO)の主要4者(G4)による閣僚級会談は21日に決裂したが、残された多国間協議はジュネーブで7月中旬までの残る3週間継続することとなった。
パスカル・ラミー(Pascal Lamy)事務局長は、G4の欧州連合(Eurpean Union、EU)、米国、インド、ブラジルと個別に会談し、「いずれもが協議の継続の意向を示している」と語った。
ラミー事務局長は、「WTOでの交渉が意志決定をすることができ、また意志決定をすべき唯一の機会であることをわたしは繰り返し強調してきた。今必要なのは交渉は成功するという自信を取り戻すための緊急の行動である」と語る。
新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)は、農業補助金や関税障壁などの問題をめぐって行き詰まりを見せている。事態の打開を目指してG4による会談が行われたが、相互の非難の応酬の中、交渉は決裂に終わった。(c)AFP