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フランスワインが危ない!「強い」米国種ブドウが参入

  • 2007年06月21日 16:38 発信地:ジュネーブ/スイス
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2003年7月24日、フランスのボニュー(Bonnieux)で、ブドウを味見するブドウ園のオーナー。(c)AFP/ANNE-CHRISTINE POUJOULAT

【6月21日 AFP】フランス産ワインは長い間、オーストラリアやニュージーランド、チリやアルゼンチンなど「ニューワールド」と呼ばれる各国産ワインとの熾烈な競争を余儀なくされてきたが、最近では、フランス・ローヌ(Rhone)地方で米国種のブドウが原産種を脅かしているとの調査が報告された。

 スイスのヌーシャテル大学(University of Neuchatel)の生物学者、Claire Arnold博士とNils Arrigo氏は、科学誌「PLoS ONE」に、「米国種などの外来種は繁殖力が強く、既存種を脅かす可能性がある。適切な管理が必要だ」と警告する論文を発表した。

 米国種のブドウの苗木は、欧州のブドウ畑がフィロキセラ(phylloxera)と呼ばれる寄生虫により壊滅的な被害を受けた19世紀半ば、欧州各地に導入された。米国種のブドウは抵抗力が強く、侵入植物としての特性をすべて備えており、原産種を駆逐する勢いで繁殖する恐れがあるとArnold博士は指摘する。

 なお、Arnold博士によると、現在のところ、米国と欧州の交配種が誕生した形跡はないという。(c)AFP

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