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スターバックスとエチオピア、長い商標登録論争に幕

  • 2007年06月21日 16:29 発信地:アディス・アババ/エチオピア
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シアトルのスターバックス(Starbucks Coffee)第1号店でコーヒーを入れる従業員(2006年9月30日撮影)。(c)AFP

【6月21日 AFP】米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks Coffee)は20日、エチオピア産コーヒー豆各種の商標を登録することに合意した。この合意により、商標登録に関する論争に終止符を打った。

 スターバックスは「エチオピア産コーヒー豆各種の商標登録出願に反対しない」と約束した、とエチオピアのSamuel Assefa米国大使は述べた。
「エチオピア政府は国際企業の一員としての理解を示したスターバックス社に対し、賞賛の言葉を贈る」

 アフリカで最大のコーヒー豆生産国であるエチオピアは、国内で生産されるコーヒー豆のハラー(Harar)、シダモ(Sidamo)、イルガチェフ(Yirgacheffe)の商標を登録したいとし、スターバックスと米国特許商標局(US Patent and Trademark Office)との間で論争を起こしていた。

 「スターバックスのお客様は、世界で最も優良なコーヒー豆がエチオピアからきていることを知っている」とハワード・シュルツ(Howard Schultz)スターバック社会長兼CEOは話した。
「この合意は、エチオピアのコーヒー業界と生産者を支援するとともに、世界中にある弊社のお客様に対してこれらの優良なコーヒー豆を提供することができる」

 「スターバックス社の協力と支援は、エチオピア産コーヒー豆のさらなる品質向上とともに、エチオピアの農家や取引業者の収入増にも貢献するだろう」
 共同声明の中で、Getachew Mengistieエチオピア国際知的財産局(Ethiopian Intellectual Property Office)局長はこう話した。

 共同声明の中で、スターバックス本社および世界にある14のスターバックスインターナショナル(Starbucks Coffee International)は、登録商標に関するエチオピア政府との契約書を結んだと発表した。

 英国の国際支援団体オックスファム(Oxfam)もエチオピア政府を支援。この商標登録論争の端緒は前年8月、米国特許商標局が米国のコーヒーメーカー各社が加盟する全米コーヒー協会(National Coffee AssociationNCA)を支持、エチオピアの商標登録出願を却下したことにさかのぼる。その際NCAは、エチオピアの商標出願が同国経済にも農民にも良い結果をもたらさないとしていた。またスターバックス側も、個別銘柄を打ち出すよりも、土地の銘柄として販売した方がエチオピア側の利益になるとしていた。

 エチオピア側は、今回の合意によりコーヒー豆に関わる国内1500万人が利益を享受するとしている。エチオピアはコーヒー豆の生産量世界第6位で、アフリカ諸国では最大の生産・輸出国である。(c)AFP

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